クソアニメレビュー MUSASHI-GUN道-
先に言っておくがコンパス要素はありません
今回記事書く内容、色々悩んでたんですが、あるコンパス民の方とGUN道の話してて思い出したのでGUN道にしました。
なんとルパン三世で有名な、かのモンキーパンチが12年の構想を以て世に送りだした神クソアニメ。
MUSASHI -GUN道- 伝説の100秒
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9895?cp_webto=share_iosapp
これがハルヒと同時期という驚愕の事実。
この作品、簡潔にまとめると、「よくわからない」
いや、本当によくわからないんですよ。
まだ、クソアニメ代表のカブトボーグなら理不尽展開、不条理展開で、まだ「何が起きてるかわからないが何が面白くて笑っているのかわかる」ライン。
魔法戦争でも明確におかしい点があって、そこがツボに入っているとわかるんですが、
この作品、作画崩壊で何が起こっているか一切わからないが、何か(いろんな意味で)すごいことが起こっていることがわかる(わからない)という作品です。何言ってんだ俺。
そのために通常他作品で見受けられる「笑いを押し付けられる」というものではなくですね、「一切合切理解が追いつかないが何かものすごいものを押し付けられている」という状況で、脳が処理落ちした時の逃避反応みたいな笑いが出るんですね。アル中や麻薬中毒者がとりあえずヘラヘラしてる感じのあれ。
まぁそんなGUN道ですが、一話一話レビューするのは流石に辛いので総評と言う形でレビューさせていただきます。
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作画
まずここからだろ
わけがわからなすぎてこれこそ僕の脳を処理落ちさせる要因だと思いますね。
銃撃がビームだったり
銃撃避けてんのがどう見てもゲッタンしながら近づいてるように見えたり。
割と筋の通ったシーンでも映像の不一致で「こいつらは一体何をしているんだ?」となるので、やはり人間の視覚認識の重要さがわかります。俺ツイといい外注は闇
ラジオとして聞いた方が楽しめると言う声が2chであり、実際にやってみましたが、何故かこっちの方が状況把握が進む進む。
無駄な情報はシャットアウトするに限りますね。
主人公のムサシが常に憎たらしい殴りたい顔してるのも高ポイント。
あと敵キャラの夜叉のキャラデザに口を入れないことで立ち絵1枚で会話のシーンで尺を稼げるのはもはや脱帽。
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音楽
OPに関してはこれ僕大好きですね。
https://m.youtube.com/watch?v=uYkDP5xDoO8
開幕の「ん?スピーカー壊れた?接続不良?PCバグってる?」と思わせる明らかに通常聞くことのない予想だにしない電子音。
そこから追い討ちのように迫り来る世紀末みたいなメロディ。これ僕無限に腹筋逝きますよ。
余韻もクソも無しにいきなりブツっとOP切れて尺稼ぎパート入るのもポイント高い。
BGMは使い回しが多すぎる点を除いて、状況と程よくミスマッチしてていいですね。
エンディングは爽快感があっていいと思います。それだけ。
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脚本
これに関しては悪くないってかむしろ良い。
ところどころ「?」なとこはありますが、構想12年というだけあって、キャラ設定の立ち方、各陣営の動きみたいな物が練られているとは思いますね。
ダヴィンチの「発明できれば妖側でも良い。」とかのスタンスが2006年(構想時点でそれ以前)に出来上がっているのは凄まじいことだと思いますよ。
個人的に師匠ポジになる沢庵和尚の強キャラ感が好きでしたね。女好きで女と聞くやいなや飛んでいくあたりとか。
MUSASHI -GUN道- 賢者の舞
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1112645?cp_webto=share_iosapp
師匠「長さといい、細さといい、足首の締まり具合..........最高じゃ.....」(イケボ)
ただ、複雑な設定をこの作画でやると小学生の絵日記でゲーテのファウストをやってるみたいで陳腐を超えた陳腐が出来上がりますね。
まぁ総評としては100点よりも貴重で価値のある-1000点って感じじゃないでしょうか。
是非視聴をおすすめします。